ヘッジファンドが指数会社の「上客」になった——MSCI決算が映す運用業界の変化

MSCI Inc

米MSCIは、世界の機関投資家が使う株価指数の算出大手です。「MSCIオール・カントリー・ワールド指数」や「MSCIエマージング・マーケット指数」等で知られ、指数のライセンス収入と連動資産に応じたフィーを収益の柱としています。

他にもリスク分析ツールや非公開資産のデータ、気候リスク分析まで、資産運用の裏側を支えるサービスを幅広く手がけています。世界の投資マネーの流れを測る「ものさし」を提供する企業の一つです。

そのMSCIが2026年4〜6月期決算を発表。営業収益は前年比12%超の成長、調整後EPSは同19%増と好調でした。同社の指数に連動するETF資産は過去15カ月で1兆ドル以上の拡大。パッシブ運用の巨大化がもたらした「周辺経済圏」の収益化が、はっきりと数字に表れ始めました。

指数のリバランスに群がるヘッジファンド

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