Krogerが2026年2〜5月期決算を発表しました。全米最大のスーパーマーケットチェーンが、かつてWalmartの米国事業を立て直した人物を、創業143年で初めて外部トップとして迎えました。新CEOは就任から約100日のあいだに自社とライバルの店舗を歩き、収益の作り方そのものに手を入れ始めました。
グレッグ・フォーランCEOは「他のスーパーに勝つことと、業界をリードすることは同じではない」と述べ、現状維持を強く戒めました。同氏が見据えるのは、新しい設備や派手な拡大ではなく、すでに手元にある資産の使い方を変えることです。

今期の見どころは、決算の数字そのものより、利益の生まれる場所が静かに変わり始めた点にあります。長らく主役だった食品の売場の奥で、別の稼ぎ方が形になりつつあります。
薄利のスーパーにとって、値下げは利益を削る諸刃の剣です。それでも客足を取り戻そうとするこの巨大スーパーは、これから何で稼ぐ会社に変わろうとしているのでしょうか。