デジタルオーシャンが進める「脱・GPUレンタル」──AIネイティブクラウドへの転換

DigitalOcean Holdings Inc

デジタルオーシャン(DigitalOcean)は、米ニューヨーク証券取引所に上場するクラウドインフラ企業。サーバーやデータベースなどのIT基盤を、インターネット経由で貸し出します。主な顧客は開発者やスタートアップで、ハイパースケーラーと比べた使いやすさとシンプルさを強みにしてきました。

その同社がいま、AI向けの事業の中身を大きく入れ替えています。AIブームの初期に同社が伸ばしたのは、GPUを積んだサーバーを企業に貸す「GPUの時間貸し」。直近では、AIを動かすための機能をまとめて提供する「フルスタックの基盤」へと軸足を移しつつあります。

2026年4月の年次イベントでは、5つの統合レイヤーからなる「AIネイティブクラウド」を発表。AI関連の需要を取り込んで成長は再加速し、今年から来年にかけての売上成長率の見通しも引き上げています。変化の起点は、同社が「何を売る会社か」という点にあります。

「GPUの貸主」からの脱却

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