2026年6月現在、AIブームの中心にいるのは半導体やデータセンターといった「設備投資」関連の銘柄です。一方でその波は、トラックや重機、現場で働く人々といった物理の世界にも届き始めています。
そこで今回注目したいのが、IoTとAIで物理資産を管理するテクノロジー企業、Samsara(ティッカー:IOT)。新たに発表された2026年2〜4月期の決算からは、AIが現実の現場をどう変えつつあるのかが浮かび上がってきます。
サンジット・ビスワスCEOは、決算説明でテクノロジー投資の大きな転換について語りました。これまで投資は、ソフトウェアやデータといった「ビット(情報)」の世界に流れてきました。次の波では、その投資が車両や設備、現場、作業員といった「アトム(物理)」の世界へ移ると述べています。

そんな動きの中心にSamsaraがいるというのが、ビスワスCEOの主張です。Samsaraは、トラックや重機などの物理資産にIoT機器を取り付け、データを集めるプラットフォームを提供。集めたデータをAIで分析し、運行の安全性や効率を改善しています。