AIが「攻撃側」に回る時代へ──Zscaler決算が映すサイバーセキュリティの転換

Zscaler, Inc.

クラウド型セキュリティ大手のZscalerが、2026年2〜4月期(第3四半期)の決算を発表しました。年間経常収益(ARR)は前年同期比25%増、非GAAP営業利益率は23%と過去最高を記録しました。

ジェイ・チョードリーCEOは「AIはサイバーセキュリティの本質をリアルタイムで変えている」と発言。自社を「AI時代のサイバーセキュリティ・プラットフォーム」と位置づけました。好調な数字以上に経営陣が時間を割いたのは、脅威の構図そのものの変化でした。

Anthropicの最先端AIモデル「Mythos」を引き合いに出し、ソフトウェアの脆弱性を機械の速度で発見し始めたと指摘しました。企業は数千という既知の脆弱性を抱え、その多くを修正できていません。最先端のAIが未修正の脆弱性を「最大10倍」に膨らませ、今後さらに強力なモデルが事態を一段と悪化させると語りました。

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