ReNew決算、インドで太陽光を作って米テック大手に売る——AI時代の意外なビジネス

ReNew Energy Global plc

インド最大級の再生可能エネルギー事業者でナスダック上場のReNew Energy Globalが、2026年3月期通期の決算を発表しました。インドの再エネ市場が記録的な拡大を続ける中、純利益は前年の2.3倍に伸び、3期連続の黒字となりました。創業から15年で、最も好調な節目の年となっています。

スマント・シンハCEOは決算説明会で「2026年3月期は、ReNewにとって画期的な1年となった」と総括しました。世界経済の波乱の中でも、財務とプロジェクト実行の両面で成果を出せたと述べ、創業から15年経った今も、走り出した頃の起業家精神は変わらないと強調しました。

ReNewの受注済み発電容量は、上場した2021年から約2.6倍に拡大しました。発電事業に加えてもう一つの柱も急成長し、調整後EBITDAの一定割合を稼ぐまでに育っています。資産売却や事業の一部株式売却を通じて3億7,500万ドルを調達し、財務体質の改善も並行して進めています。

ただ、決算の数字以上に注目したいのは、ReNewが置かれた環境そのものの変化です。AIブームと地政学の波が同時に押し寄せる中で、インドの再エネ事業者の現場ではいま、どんな景色が広がっているのでしょうか。

電力の買い手はテック大手たち

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