AIで「作る」コストが下がるほど、Figmaの売上は伸びている──CEOが語るAI時代の競争軸

Figma

生成AIによって、ソフトウェアを「作る」コストが急速に下がっています。コードを書くこと自体が容易になる時代に、ソフトウェア事業の競争軸はどこへ向かうのか。多くのテック企業が直面するこの問いに対し、デザインツール大手のFigmaの最新決算は、自社なりの整理を提示しました。

現地時間5月14日に発表された2026年1〜3月期決算は、市場の事前予想を大きく上回る内容となりました。AIの普及が既存ソフトウェア企業の事業基盤を揺るがすという見方が広がる中、Figmaは売上成長率を2四半期連続で加速させています。

AIで作るコストが下がっているにも関わらず、なぜデザインツールへの需要が逆に伸びるのか――。経営陣の説明には、その背景を読み解く手がかりが含まれていました。

ディラン・フィールドCEOは決算説明会で、AI時代に競争軸がどう移ろうとしているか、そしてなぜ同社がその変化の中心にいると考えるのかについて、踏み込んだ整理を語りました。AIが市場を塗り替えるという単純化された物語と、現場で進む実際の変化との間には、複数のずれがあるようです。

実行が安くなった世界では、創造性が希少資源

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