AppLovinが5月6日に発表した2026年1〜3月期決算は、売上高が18.4億ドル(前年比59%増)、調整後EBITDAが15.6億ドル(同66%増)でした。フリーキャッシュフローは12.9億ドル。事業が勢いを増す中、10億ドル相当の自社株買いも実施しました。
アダム・フォロウギ共同創業者兼CEOは決算説明の冒頭「直近の数回とは少し違う形で始めたいと思います」と切り出しました。「株価についての前置きも、ショートセラーへの言及も、ノイズへの反応もしません」と発言。「私たちの視点から見れば、未来がこれほど明るく見えたことはありません」と同CEOは断言しました。

強気の発言の背景では、複数の構造変化が同時に進行しています。主力のゲーム広告事業では業界全体に大きな潮目の変化が起きており、立ち上げて間もない新規事業は想定を超えるペースで拡大。これまで貫いてきたビジネスモデルの根幹も大胆な変革に踏み込みました。
本記事では経営陣の発言を軸に、押さえておきたい4つの論点を整理します。各論点はAppLovin一社の業績を読み解くだけでなく、広告業界、モバイルゲーム業界、そしてAI時代そのものの示唆を含んでいます。フォロウギCEOはなぜ、楽観的な未来観を語ったのでしょうか。