Charter、ケーブルTV会社なのに米モバイル市場で最速成長——年180万回線純増の異変

Charter Communications, Inc.

Charterが発表した2026年第1四半期決算は、売上が前年比1%減、調整後EBITDAも統合費用を除き前年比1.8%減と、いずれも前年から縮小しました。純利益は約12億ドルで、ほぼ前年並みに着地。米国第2位のケーブルTV事業者で、消費者向けには「Spectrum」ブランドでサービスを展開する同社の決算です。

クリストファー・ウィンフリーCEOは決算説明で「我々は America's connectivity company(米国のコネクティビティ企業)だ」と述べ、ケーブルTV事業者というイメージとは別の立ち位置を強調しました。その自己規定の手応えが、四半期の数字に具体的な形で現れ始めています。

セグメント別では、ブロードバンドの純減が続く一方、モバイル事業の累計回線は1,200万を突破。直近12カ月の伸び率は17%超に達し、自社サービスエリア内では米モバイル大手3社を上回る成長ペースを維持しています。

自前の電波網を持たないにもかかわらず、なぜそれを実現できているのか。2月には大手3社の顧客を直接狙う踏み込んだ料金施策を投入し、夏には事業の地図を塗り替える大型買収のクロージングも控えます。本業が縮むなかで何が起きているのか、決算の中身を見ていきます。

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