「Shopify」通期決算:自前決済は年257億ドルに拡大、物流システムにも注力
「Shopify」が2019年通期決算を発表しました。
2019年の売上高は15.8億ドル(前年比+47%)に拡大。営業損失は△1.4億ドルとなりました。4Q単独でも売上は+47%近く伸びており、高い成長率は衰えていません。
ECプラットフォームのShopifyには、定期課金ベースの利用料と、取扱高ベースの手数料収益があります。
2019年の手数料収益は9.4億ドルにものぼり、前年比+54%もの拡大となりました。定期課金売上の増収率については、さすがに衰えつつありますが、手数料収益の比率が拡大していることが、成長ペースを底上げしています。
Shopifyの手数料収益は、プラットフォーム上の取引額に対して一定割合で課されるもの。伸びているのは当然、取引額自体ですが、中でも「自社決済」が大きく拡大しています。