テスラが発表した2026年1〜3月期決算は、同社が「自動車メーカー」の枠組みから離れつつあることを、これまで以上に具体的に示しました。ここ数年、構想として語られてきた多くの領域が、投資額、提携先、生産計画といった経営判断のレベルに降りてきています。
米主要テック企業が軒並み設備投資を積み増すなかで、テスラもまた大規模な投資フェーズに入ることを明言しました。ただし同社の投資はデータセンターにはとどまらず、さらに多岐にわたっています。
新製品の生産立ち上げには時間がかかり、初期の数量は限定的です。一方で、既存の収益源である自動車事業は関税と高金利の逆風を受け続けている。エネルギー貯蔵事業のマージンも正常化局面に入りつつあります。果たしてどういう状況にあるか、経営陣の発言を中心に紹介します。