GE Vernova、受注71%増——AIブームで最も潤うのは半導体企業ではない

GE Vernovaが発表した2026年第1四半期(2026年1〜3月期)決算は、受注が前年比71%増の183億ドルに達しました。売上は同7%増、調整後EBITDA利益率は前年比3.9ポイント改善しています。フリーキャッシュフローは48億ドルと、2025年通期実績の37億ドルを1四半期で上回る水準です。

スコット・ストラジックCEOは「成長はまだ始まったばかりであり、世界の電力システムの変革においてこれほど有利な位置にいる企業はない」と述べました。同社は通期ガイダンスを売上・利益・キャッシュフローの全項目で引き上げています。

送配電事業の売上は前年比61%増、電力事業も同10%増と力強く拡大しています。ただし今回の決算で最も際立つのは、売上以上のペースで膨らみ続ける受注の中身です。ある顧客層からの引き合いが、事業の風景を変えつつあります。

同社はこの追い風のなかで、事業の「境界線」そのものを引き直す動きにも出ています。その狙いと、好調のなかに残る課題の両面を、決算の中身から見ていきます。

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