コロナ禍で医療用の使い捨て防護服が爆発的に売れ、一躍注目を集めたLakeland Industriesが、2026年1月期の通期決算を発表しました。売上高は前年比15.2%増の1.93億ドル。ただし利益面では大幅な減益となっており、成長と収益性の悪化が同居する決算です。
株価・出来高チャート
ジム・ジェンキンスCEOは「需要の問題ではなく、実行とコストの問題だ」と述べました。コロナ特需が剥落した後、同社は使い捨て品中心のビジネスから距離を取り、この2年間で事業の軸を大きく移しています。
その転換先が、消防装備です。M&Aを通じて複数のブランドを傘下に収め、売上の構成比はわずか2年で大きく入れ替わりました。さらに、製品を売った後に継続的に収益を生むサービスモデルの構築にも着手しています。
しかし、急速な事業転換には想定以上のコストが伴いました。利益率の変化をどう読み解くべきか、そして工場の現場で何が起きているのか。決算の中身を見ていきます。