Paychex、売上高20%増の18億ドル──Paycor統合が加速し「AI時代のHCMで最も有利な位置にいる」
米国最大級の人事・給与計算サービス企業Paychex(ペイチェックス)が、2026年度第3四半期(2024年12月〜2025年2月)の決算を発表しました。売上高は前年比20%増の18億ドル、調整後営業利益は同22%増と力強い成長を示しています。
成長を牽引したのは、2025年4月に完了した同業Paycor(ペイコア)の買収効果です。マネジメントソリューション部門の売上高は前年比23%増の14億ドルに達し、このうち約19ポイント分がペイコアの寄与によるものでした。一方、PEO(専門雇用者組織)・保険ソリューション部門も同9%増の3.98億ドルと好調です。
PAYCHEXの株価チャート=Finboard
調整後の営業利益率は47.7%と前年から約0.8ポイント改善しました。調整後の希薄化後EPSは1.71ドルで同15%増。フリーキャッシュフローも前年比27%増と、収益性とキャッシュ創出力の両面で強さを見せています。
CEOのジョン・ギブソン氏は決算説明会で「非常にダイナミックな環境のなかで、顧客の雇用水準は安定している」と述べ、80万社の顧客基盤を支える規制対応力とアドバイザリー機能が競争優位になっていると強調しました。