ルルレモン、北米の「定価販売」回復へ注力中──Q4売上は36億ドル、中国が28%成長で牽引
アスレチックウェア大手のルルレモン・アスレティカ(LULU)が2025年度第4四半期(2025年11月〜2026年1月)の決算を発表しました。売上高は36億ドルで前年比1%増、53週目の影響を除くと6%増となりました。為替一定ベースの既存店売上高は2%増と堅調に推移しています。
一方で利益面には逆風が吹いています。関税コストの増加と値引き販売の拡大が重なり、粗利益率は54.9%と前年の60.4%から大幅に低下しました。希薄化後EPSは5.01ドルと前年の6.14ドルを下回っています。
過去5年のLULU株価推移=Finboard
決算説明会では、暫定共同CEOを務めるメーガン・フランク氏とアンドレ・マエストリーニ氏が登壇しました。両氏は北米事業の立て直しに向けた「アクションプラン」の進捗を詳しく説明。2026年度を通じて定価販売比率の改善を進める方針を示しています。
注目すべきは、リーバイスの元CEOチップ・バーグ氏の取締役就任が同日発表された点です。正式なCEO選定プロセスも進行中であり、経営体制の刷新と事業再加速を同時に進める局面にあります。