大塚ホールディングスのM&Aおよび資本戦略の変遷:1955年からの事業多角化とグローバル展開の軌跡
本記事では、大塚ホールディングスおよびそのグループ企業がこれまでに実施した主要なM&A(合併・買収)ならびに資本参加に関する事実情報を、時系列に沿って整理します。
同グループは1955年のシービーシー食品工業への資本参加をはじめとし、初期は国内における食品・飲料および医療・日用品分野の事業基盤構築を進めました。1970年代後半からは、欧米やアジア圏における飲料やニュートラシューティカルズ(サプリメント等)関連企業の持分取得を通じてグローバル展開を実施しています。
2000年代後半には、持株会社体制への移行に伴う大塚製薬工場や大鵬薬品工業の完全子会社化など、グループ内再編を完了しました。さらに2010年代以降は、欧米のバイオベンチャーや医療機器メーカーの完全子会社化を通じて創薬基盤(がん、中枢神経領域、ADC創薬技術など)を獲得したほか、プラントベース食品や女性向け健康食品など、新たな製品カテゴリーに関する企業買収を実行しています。
以下より、1955年から2025年に至るまでの同社の資本戦略の変遷を、4つのフェーズに分けて解説します。
1955年、大塚食品工業としての事業スタートを目的とし、カレーなどを主力とするシービーシー食品工業に対して資本参加を実施しました。続いて事業および業態の多様化を図るため、1970年にアース製薬へ資本参加したほか、ユニオン技研(現大塚電子)も大塚グループに参加しました。
