AI時代の商取引インフラ目指す「Shopify」2025年売上30%増、エージェント型商取引の標準化に本腰

Shopify Inc.

Shopifyが2025年通期で売上高115億ドル(30%増)、GMV3780億ドル(29%増)を達成し、四半期売上が初めて30億ドルを突破しました。ハーリー・フィンケルスタイン社長は「2026年は我々にとってランドマークイヤーになる」と豪語。AI時代の商取引インフラでの主導権確立を宣言しました。

背景にあるのは、この数年かけて構築してきたAI商取引の基盤です。フィンケルスタイン氏は「2025年はAI商取引の転換点だった」と総括。Googleと共同開発した「UCP(Universal Commerce Protocol)」により、AI時代の商取引標準を策定する方針を推し進めています。

AI検索経由の注文は、2025年1月比で15倍に急増。Shopifyは数億点の商品カタログを主要AIツールに配信し、非加盟ブランド向けの「Agenticプラン」も開始しました。フィンケルスタイン氏は「LLMはShopifyのチェックアウトを迂回しない」と強調し、ポジショニングの強固さを改めてアピールしました。

GMやロレアルなど大手ブランドの獲得も加速する中、同社の「Shop」エコシステムも本格稼働しています。広告収入は2倍、決済GMVの68%が自社決済経由となり、第4四半期の決済処理額は840億ドルに達しました。フリーキャッシュフローも拡大し、大規模な自社株買い計画も進める方針です。

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