「訳あり物件」活用のAlbaLinkが新規上場!日本全国の「空き家問題」解決で高成長を目指す

総務省の統計によれば、日本国内の空き家数は2023年時点で約900万戸に達しました。そのうち「利用されていない空き家」は約385万戸とされ、深刻な社会課題です。こうした市場環境の中、2025年12月に東証グロース市場への新規上場を予定しているのが「AlbaLink」という会社です。

同社が手掛けるのは、一般的な不動産市場では流通しにくい「訳あり物件」に特化した買取再販事業。権利関係が複雑な「法律的瑕疵」や、建物の老朽化が進んだ「物理的瑕疵」、事件・事故などの「心理的瑕疵」を抱えた物件を専門的に買い取り、再生させた上で投資家等へ再流通させるビジネスモデルを構築しています。

業績は急速に拡大しており、2021年12月期に約8.8億円だった売上高は、2024年12月期には約54.4億円へと伸長しました 。2023年11月にはプロ投資家向け市場であるTOKYO PRO Marketへ上場を果たしました。今回、さらなる事業拡大と知名度向上を目指し、一般市場へのステップアップを図ります。

「空き家をゼロにする」というミッションを掲げ、流動性の低い「訳あり物件」市場の開拓に取り組むAlbaLink。今回の記事では、新規上場申請に伴う開示資料をもとに、同社の歩みやビジネスモデル、そして今後の成長戦略について紐解きます。

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