女性専用パーソナルジム展開のフィットクルーが新規上場へ。ストック収益が拡大、利益率も向上

フィットクルーが2025年11月10日、東証グロース市場への新規上場を承認されました。同社が主たる事業とするのは、女性専用パーソナルトレーニングジムの運営。「UNDEUX SUPERBODY」を中心に店舗網を広げ、2025年11月期第3四半期時点での店舗数は53店舗に達しました。

創業の原点には、かつて整骨院運営で培った「予防的ヘルスケア」の知見があると言います。「UNDEUX SUPERBODY」では、マンツーマンのトレーニングに加え、管理栄養士による食事指導や宅配食サービスも展開。短期的な身体づくりだけでなく、体質改善までをサポートします。

売上高は2020年11月期の2.4億円から、2024年11月期には24.5億円へと急速に拡大しました。短期集中コース終了後の継続利用を促す「アフターコース」などのストック収益が伸長。全売上高に占めるリカーリング収益(継続課金)の比率も上昇し、2025年11月期第3四半期には50.2%となりました。

本記事では、整骨院からの事業転換を果たした同社の沿革や、フローとストックを組み合わせた収益モデルを紐解きます。黒字化を達成して上場企業になろうとしている今、どのような成長戦略を掲げているのでしょうか。

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