Netflix、利益未達の裏で広告事業が好調。ライブイベントや独自IPでも進捗アピール

Netflix, Inc.

Netflixが10月21日、2025年7〜9月期(Q3)決算を発表しました。売上高は前年同期比17%増の115億ドルとなり、概ね会社予測通りに着地。しかし、営業利益率は28.2%となり、ガイダンス(業績予想)で示していた31.5%を下回りました。

ガイダンス未達の主な要因は、予測に含まれていなかった一時的な費用です 。同社は、ブラジルの税務当局との継続的な紛争に関連する費用として約6.19億ドルを計上。この費用はQ3の営業利益率を5パーセントポイント以上押し下げる要因になったと報告されています。

会社側は、この一時費用を除いた場合、Q3の営業利益率はガイダンスの予測を上回っていたと説明。この税務問題が将来の業績に重大な影響を与えることはないこともアピールしました。

利益面での未達とは対照的に、事業の主要な指標は堅調でした。エンゲージメントは米国と英国で過去最高の四半期視聴シェアを記録し、広告売上も「過去最高の四半期」を記録。『KPop Demon Hunters』が同社史上最も人気のある映画になりました。今回は、そんなNetflixの近況をお伝えします。

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