今日の気になっていた決算のうち、ソフトバンク、コロプラ、ゴルフダイジェスト・オンライン、手間いらず、テモナの5社についてチェックしてみたいと思います。
まずは我らが(?)ソフトバンクグループです。
【ソフトバンクグループ】平成30年3月期第3四半期 決算短信〔IFRS〕(連結) https://t.co/t5lTjZ0Fnt
— 決算短信bot (@tanshin_bot) 2018年2月7日
売上高6兆8112億7400万円(前年比+3.5%)
営業利益1兆1488億2900万円(前年比+23.6%)
営業
営業利益は3Q時点で1兆円を超えています。このうちどのくらいがNVIDIA株の含み益なのか?というのがまず気になるところです。
純利益も1兆円を超えています。小さく書いてありますが、スーパーセルやアリババ株の売却などの影響を除くと、純利益は67億円ほどになるとのこと。
売上高の内訳を見ると、スプリントの増加分がかなり大きいことが分かります。金額にして702億円ほど売上が伸びています。
対して、国内通信事業はほとんど横ばいです。
調整後EBITDA(営業利益に減価償却費を足し戻したもの)は2兆円に。スプリントがやはり9388億円を稼ぎ、1511億円も利益を増やしています。
その他は減少傾向です。スプリント様様ですね。
続いて、営業利益です。
ソフトバンクビジョンファンドによる営業利益は2364億円とのこと。これを除いたとしても、9124億円ほどの利益を稼いだことになります。
流通事業はBrightstarの減損により、赤字が拡大しています。
ソフトバンクビジョンファンドに関しては、投資の未実現利益が2511億円、投資先からの利息配当利益が37億円、営業費用が184億円とのこと。
グループ全体の財政状況を見ると、有利子負債が流動、非流動それぞれ2.99兆円、12.8兆円ある一方、現金同等物が3.3兆円あります。
株式時価総額は9.56兆円なので、EV(企業価値)は22兆円ほどとなります。今更ですが、結構レバレッジ利かせてますね。
続いて、スマホゲームメーカーのコロプラです。