Microsoft 4Q25決算、AIで快進撃。売上・利益とも予想超え。クラウド事業が成長を牽引

Microsoft Corporation

マイクロソフトは2025年7月30日(現地時間)、2025年度第4四半期(2025年4月〜6月期)の決算を発表しました。当四半期の売上高は764億ドルで前年同期比18%増、1株当たり利益は3.65ドルで同24%増となりました 。

好業績の原動力が、AI需要を支えるクラウド事業です。同社のクラウド事業全体での年間収益は1,680億ドル(約25兆円)を超え、前年から23%増加しました。クラウド基盤「Azure」は年間収益750億ドル以上を記録し、成長率は34%に達しています。

急成長を支えるために、マイクロソフトは、データセンターへの巨大な投資を続けてきました。CEOのサティア・ナデラ氏は、同社が「AIインフラの波をリードし続けている」と豪語。データセンターは世界400拠点を超え、過去12ヶ月間だけで2GW以上の新しい処理能力を増設したと言います。

AIアシスタント「Copilot」は月間アクティブユーザー数が1億人を突破しました。インフラ投資からアプリケーションまで、AIを軸にした好循環は今後も続く見込み。会社側は2026年度も2桁成長が続く見通しを示しました。本記事では、この巨大企業の決算からAI時代の現在地と未来を読み解きます。

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