EV低迷で減収「Tesla」2Q25決算:Megapack好調、ロボタクシーで”超指数関数的”な成長へ?

テスラ

テスラは7月22日(現地時間)、2025年4〜6月期(第2四半期)決算を発表しました。売上高は前年同期比12%減の224.96億ドルとなり、EV需要の鈍化と販売価格下落が響きました。

営業利益は9.23億ドル、営業利益率も4.1%にとどまり、前年から219bpsの縮小。排出権取引収入の減少やAI・ロボティクス領域への先行投資が重荷となった一方、エネルギー事業などの粗利改善が下支えしました。

イーロン・マスクCEOは決算説明会で「自律走行とロボティクスが加速する転換点だ」と投資家に向けてアピール。注目はオースティンで始まった無人Robotaxiサービスです。マスク氏は「数週間以内にサービスエリアを10倍以上に拡大し、年末までに米国人口の半分をカバーする」と意欲を示しました。

FSD(完全自動運転)についても年内に一部都市で“運転手完全不要”版を提供する見通し。マスク氏は「FSD利用車は手動運転より10倍安全」というデータを示してアピールしました。本稿では、そんなテスラの近況についてひも解きます。

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