「おかしのまちおか」運営のみのやが新規上場へ。ドミナント戦略で207店舗を直営展開

「おかしのまちおか」を展開する(株)みのやが6月16日、東証スタンダード市場への新規上場を承認されました。上場日は7月18日を予定しています。

みのやは1954年、埼玉県発祥の菓子卸売業者として出発しました。事業拡大を目指して1970年代に営業所を開設し、1977年に株式会社化。東京都板橋区大山へ菓子小売専門店第1号店を出店し、「おかしのまちおか」として菓子の小売業に進出しています。

2008年になると、小売業への経営資源の集中という転機を迎えます。約50年以上続けてきた卸売事業を段階的に縮小し、菓子小売事業に特化する戦略転換を図りました。その後は地域密着型の出店を加速させ、まずは地盤である関東地方に注力しつつ、中京・関西エリアへの進出も進めました。

その結果、2009年に100店舗、2011年に150店舗、2014年には200店舗を達成。2013年には愛知県で中京圏1号店、同年三重県で関西圏1号店も開店しています。2025年5月末時点では関東1都5県に160店舗、中京3県に24店舗、関西2府4県に23店舗、合計207店舗を直営で展開するまでに成長しました。今回は、そんな「みのや」について紹介します。

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