クリーニング店「白洋舍」が株式市場で低調。インバウンドが追い風のレンタル事業も展開
クリーニング店を手がける「白洋舍」が株式市場で低調だ。
白洋舍は1906年(明治39年)に創業。早くからドライクリーニングの研究に着手し、1920年に株式会社化した。創業家出身とみられる五十嵐瑛一氏が2024年に7代目社長へ就任したが、株主保有率は小さい。福岡のクリーニング会社が筆頭株主という持分構成だ。
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コロナ禍で業績が落ち込んだ後は復調し、2024年の純利益予想は16億円。時価総額は86億円で、予想PERはわずか5.4倍だ。いわば伝統的なビジネスモデルと言えるクリーニング店だが、白洋舍はどのように生き残り、発展を目指しているのか。開示された資料をもとに紹介する。