アミューズメント施設のラウンドワンが米国への出店で好調。「本物の日本食」を味わえる施設も展開へ
ボウリングなどアミューズメント施設の運営で知られるラウンドワンが好調だ。
ラウンドワンといえば、子供の頃から親しんできた30代前後の社会人も少なくないだろう。1980年に父親から引き継いだローラースケート場が原点となり、複合形態に改装。今も創業者の杉野公彦氏が経営トップを務める。
当然コロナ禍では大きな逆風にあえいだが、その後は目覚ましい成長を遂げた。もはや「V字回復」どころの騒ぎではない。その背景には、米国事業の驚くような発展がある。
ラウンドワンの好調は、成熟した国内市場の閉塞感にあえぐ日本企業にとって、一つのモデルケースとなるかもしれない。今回の記事では、同社の来歴と近況、今後の成長戦略について改めて紹介する。