インバウンドが牽引、『LeTAO』など展開の菓子ブランド企業「寿スピリッツ」が絶好調
高級菓子ブランドを多数手がける「寿スピリッツ」が好調だ。2025年3月期は売上高700億円(前年比9.3%増)、営業利益175億円(同11%増)を見込み、コロナ禍を乗り越えての拡大が続いている。
株式市場における評価も良好で、執筆時点での時価総額は3,000億円を超える。予想純利益(118億円)に対する株価収益率は25.4倍という水準だ。
想像に難くないことだが、業績を牽引する要素の一つがインバウンド。国際線ターミナル免税売上高は上半期時点で46.4億円にのぼり、前年比48.5%増えた。今回の記事では、そんな寿スピリッツの現在について紹介する。