【2016年3月期】丸井グループのセグメント別業績

丸井グループ

2016年3月期の丸井グループの売上収益は2458億円、経常利益は291億円。

事業セグメントは「小売・店舗事業」「カード事業」「小売関連サービス事業」の3つで、各セグメントの概要は以下の通り。

小売・店舗事業

衣料品・装飾雑貨の仕入れ販売や、商業施設の賃貸・運営管理を行う。

カード事業

エポスカードなどのクレジットカード業務、消費者ローン、家賃保証などを行う。

小売関連サービス事業

店舗内装、広告宣伝、ファッション物流受託、情報システム、建築物管理や不動産賃貸など


従業員数は全体で5899名おり、そのうち3566名が小売・店舗事業、1016名がカード事業、1110名が小売関連サービス事業に従事。


続いて、セグメント別の販売実績を見てみる。

2458億円の収益のうち、1342億円(55%)を小売・店舗事業からあげている。カード事業は743億円(30%)、小売関連サービス事業は372億円(15%)。

小売・店舗事業の収益はさらに次のように分解できる。

1342億円のうち、66%に当たる892億円が商品売上高。顧客への商品の販売と同時に取引先から商品を仕入れる「消化仕入売上取引」の売上高は359億円で、27%ほどを占める。賃貸収入などがおよそ90億円(6.7%)。