ブロッコリー種の世界シェア65%!創業100年を超えて成長を続ける「サカタのタネ」
サカタのタネ

「サカタのタネ」という企業をご存知だろうか。予測変換にも出てこない社名だが、ブロッコリーの種子市場で世界シェア65%を握るという超有力企業だ。

曰く、「皆さまがブロッコリーを召し上がる際、3回に2回は当社のタネから栽培されたブロッコリーかもしれません」。ブーケやセレモニーの装飾花として使われるトルコギキョウでも世界シェア70%を誇る。

業績も右肩上がりに伸び、2023年5月期の売上高は772億円、経常利益は123億円を超えた。創業100年を超える老舗企業だが、今なおグローバルで成長を続けている。

サカタのタネは、見れば見るほど面白い会社の一つだ。今回の記事では、その歴史を紐解きながら、「種苗ビジネス」がどのような性質を持っているかを考える。

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