フードロス問題に一石を投じる「クラダシ」が新規上場へ!通期売上予想30億円

フードロス問題に一石を投じる「クラダシ」が新規上場へ!通期売上予想30億円

クラダシ

「ソーシャルグッドカンパニー」を標榜するクラダシが5月26日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は6月30日を予定している。

同社が展開するのは、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」。さまざまな理由で廃棄される商品を安く買い取り、迅速に消費者へと販売するというユニークなマーケットプレイス事業だ。

企業の間で「SDGs」が叫ばれて久しい。サステナブルな社会を目指すことが重要視される一方、問題は山積みだ。その代表例の一つが、クラダシがテーマとする「フードロス」問題である。

今回の記事では、まず日本のフードロス問題の概要について簡単に説明する。その上で、クラダシの事業がそこでどのような意味を持つのか、ビジネスモデルや今後の展望とともに紹介する。

販路を失った商品を仕入れて販売

流通業界には、「3分の1ルール」という独自の商慣習がある。

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