エムスリー子会社「シーユーシー」が上場へ:在宅ホスピスなどで売上352億円

エムスリー子会社「シーユーシー」が上場へ:在宅ホスピスなどで売上352億円

シーユーシー

株式会社シーユーシーが5月18日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は6月21日を予定している。

あまり聞きなれない会社だが、シーユーシーは医療インターネット企業「エムスリー」の子会社だ。開示された書類によると、株式総数の実に82%超をエムスリーが握っている。

2022年3月期の売上収益は353億円で、前年の二倍以上に拡大。税引前利益も36億円と、同じく増えている。もっとも、2023年3月期実績は売上収益352億円で横ばい。2024年3月期は319億円を見込む。

同社が手がけるのは医療機関への経営支援と、訪問看護ステーションや在宅ホスピスの運営だ。世界に類を見ない超高齢社会と言われる日本において、避けては通れない重要な領域で事業を展開する。

今回の記事では、新たに上場するシーユーシーとはどんな会社か、開示された書類の内容をもとに紹介する。

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