保育・教育施設向けICTシステムで成長 なぜコドモンは外部調達なしにNo.1になれたのか

保育・教育施設向けICTシステムで成長 なぜコドモンは外部調達なしにNo.1になれたのか

かつて保育園と言えば、園からのお便りなど日々のやりとりは紙ベースが原則だった。今では、保育施設がICTツールを導入し、スマホアプリでやり取りが可能になっていることも多い。

このように、家庭と保育所をつなぐ保育施設向け業務支援SaaSで、トップシェアなのが「CoDMON」だ。運営するコドモンは、創業以来一度も外部からの資金調達をせずに、右肩上がりの成長を続けている。導入施設数は1.4万施設、登録園児・児童数は約123万人に達する。

SaaSといえば、開発投資に金がかかるため、多くは資金調達に奔走するものだ。なぜコドモンはそれをせずに済んでいるのか。それならIPOを目指しているのかというと、コドモン代表取締役の小池義則氏は「今は必要ない」とばっさりだ。

要するに、コドモンはキャッシュフローが潤沢なのである。しかし、なぜ教育機関向けのビジネスでそれほどの成長ができたのか。今回は小池氏に同社のビジネスモデルと、成長できたポイントを聞いた。

「先生のためのサービス」で成長は右肩上がり

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