今日、株式市場は全体的に大きく下げましたが、こういう時こそ淡々と決算をチェックしていくべきだと思います。お買い得銘柄が見つかるかもしれません。
今日発表された決算のうち、特に気になった5社についてその概要をざっくりとまとめてみたいと思います。
まずはカカクコムです。
3Qまでの累計売上高は335億円、営業利益は162億円と、相変わらずの高収益です。【カカクコム】平成30年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) https://t.co/9FMqkoEjvE
— 決算短信bot (@tanshin_bot) 2018年2月6日
売上高334億9700万円(前年比+5.0%)
営業利益161億9300万円(前年比+3.5%)
営業利益率48.34%
事業ごとの売上高を見ると、「価格.com」が56億円で前年同期比から3.9%の微増、「食べログ」は52億円で同じく7.7%の増加となっています。
新興メディア・ファイナンス事業は10億円の売上にとどまり、前年から減少しています。
「価格.com」売上の内訳を見ると、「ショッピング」「サービス」「広告」どれもちょっとずつ増加という状態です。
サービス事業では、SIMやWi-Fiなどの通信カテゴリや、金融カテゴリのクレジットカード比較が好調。
広告事業では、ネットワーク広告などが15%の成長となっています。
海外事業の利用者数はインドネシアだけが大幅に増加。
今後はインドネシアを中心に、収益化に取り組むとのこと。
食べログ事業は、広告と個人課金がそれぞれマイナス17.7%、マイナス23.4%と減少していますが、飲食店課金が22.2%増加したことにより、全体では7.7%の増大。
中でも、ネット予約の進捗はめざましく、ネット予約人数は前年同期と比べて123%以上も成長しています。
1店舗あたりの四半期単価は2万3600円と、好調に推移。
次に、日本たばこ産業(JT)です。