フードデリバリー「DoorDash」4Q21決算:Uberとは異なる方策で強み

フードデリバリー「DoorDash」4Q21決算:Uberとは異なる方策で強み

DoorDash

フードデリバリー事業者「ドアダッシュ(DoorDash)」といえば、米国において圧倒的なシェアを誇るプラットフォームだ。ご多分に漏れず、その株価はこの三か月強で半減した。

一方でセカンドメジャー(Bloomberg Second Measure)のデータを見る限り、その存在感は強まり続けている。2022年1月、米国での販売シェアは58%にものぼった

米国のフードデリバリープラットフォームは「第二の段階」とも呼ぶべきフェーズに突入している。飲食配達「以外」への展開だ。

ウーバーイーツの配達対象は今や「レストラン」だけではない。『Nimble』との提携で処方薬の配達を開始し、『Drizly』を買収して酒類にも対応。クイックコマース(即時配達)領域にも展開し、日用品の扱いも本格化する。

これまでウーバーとドアダッシュは対照的な戦略を繰り広げてきた。前者が世界規模で多角的な展開を図ってきたのに対し、ドアダッシュは米国で圧倒的な地位を占めることに集中した。

そして今、ドアダッシュも配達カテゴリの拡大やグローバル展開に向けた取り組みに本腰を入れ始めた。今後はウーバーや各国の主要プレイヤーとの競争がさらに激化するだろう。今回の記事では、足元の動向についてご紹介する。

続きを読むには

Strainerプレミアムに
ご登録いただく必要があります。

初回30日間無料体験実施中!

無料で続きを読む
または
ログイン