激安EC「Wish」が安すぎない商品の販売にシフト、物流事業の展開も模索

激安EC「Wish」が安すぎない商品の販売にシフト、物流事業の展開も模索

注目決算

通販アプリ「Wish」が事業転換を進めている。主に中国の事業者が出品する激安商品を欧米圏の消費者に販売するマーケットプレイスだ。

運営会社のContextLogicは、Googleの元エンジニアであるピーター・シュルチェフスキー(Peter Szulczewski)らが2010年に設立。昨年12月にはナスダックへの上場を果たした。

Wishの競争優位性は、もちろんその「安さ」にある。上図のスマートフォンの場合、左上に「99%OFF」との表記があり、従来価格「2万1793円」に横線が引かれている。価格はたった55円だ。他にも31円の指輪や55円のカバン、55円のペット用クッションが並ぶ。

一方、直近では「安すぎる」商品から軸足をずらす動きも出てきた。中国以外からの出品者も増え、物流事業も急拡大。Wishの本当の戦略とは何なのか、先日の決算報告の内容を中心に整理していこう。

公式ブランド商品の取り扱いが増加

「コンバージョン率が高くても、利益効率が悪い低価格商品の優先度を下げている」。2021年1〜3月期決算のカンファレンスコールでRaj Bahri CFOはこう話した。

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