ロシアをめぐる問題でSpaceXが「明らかな勝者」である理由

ロシアをめぐる問題でSpaceXが「明らかな勝者」である理由

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、多くの民間企業が同国での営業を停止してきた。ロシアのGDPは世界11番目で1.5兆ドルほど。日本のおよそ三分の一という大きさである。

世界10番目には韓国(1.6兆ドル)が位置しているが、サムスンや現代自動車など工業製品で存在感を発揮する韓国に対し、ロシアは資源産業への依存度が高い。

ロシア経済孤立による世界への影響は(小さくはないが)致命的とは言えない。電気代やガス代が高騰するのは大変困るが、生活が止まってしまうほどのインパクトはないだろう。

そんな中、ロシアの存在感がひときわ大きい産業が「宇宙開発」だ。ZOZO創業者の前澤友作氏がロシアの宇宙船「ソユーズ」に乗って宇宙に飛んだのは、わずか数ヶ月前のことだった。

今回の記事では、宇宙産業の歴史から米国・ロシアの宇宙産業が世界でどのように位置付けられているかを紐解く。イーロン・マスクのSpaceXが「明らかな勝者」である理由もお分かりいただけるだろう。

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