Coupang上場へ:人口の3割がアクティブ顧客、「韓国版Amazon」の戦略
Coupang

韓国のインターネット通販大手「クーパン(Coupang)」がニューヨーク証券取引所に新規上場する。

日用品や生活雑貨、食品、化粧品など幅広い商品を取り揃える総合型ECサイトを運営する会社で、いわば「韓国版Amazon」だ。

豊富な品揃えに加え、独自の物流拠点を活用した高速配送「ロケットデリバリー」を強みに売上成長が続いている。足元ではコロナ禍でのEC需要の高まりも追い風だ。

創業10年の成長著しいユニコーン企業として知られ、ソフトバンクグループの出資先として日本でも度々メディアに取り上げられていた。

これまでも上場観測は出ていたなか、満を持しての上場だ。2014年のアリババ以来の大型IPO案件として注目を集めている。

今回の記事では、この「韓国版Amazon」はどのようにして生まれ、どのような戦略で成長を続けているのかを確認していきたい。

共同購入型クーポンからECサイトへ

創業者のキム・ボム氏は韓国生まれ・アメリカ育ち。ハーバード大学卒業後、ハーバードビジネススクールへ進学するも、6ヶ月でドロップアウトしている。

メディアやコンサル会社での勤務を経て、ハーバード学生向け雑誌「02138」を立ち上げた。2009年にはアトランティック・メディア(Atlantic Media)に売却。

そして2010年、30代前半のときにソウルで立ち上げたのがクーパンだ。

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