参入4年でインド通信業界を制圧!わずか3ヶ月で2兆円を集めた「Jio」とは何者か

参入4年でインド通信業界を制圧!わずか3ヶ月で2兆円を集めた「Jio」とは何者か

特集

日本ではほとんど話題にのぼりませんが、世界で今、最も注目を集めている新興企業の一つが「Jio Platforms」です。

母体となったのは、インドの財閥企業「リライアンス・グループ」。その子会社として設立されたJio Platformsは、インドの通信業界で市場シェアNo.1を誇っています。

Jioが今どのくらい注目されているかを端的に表しているのが、次の事実です。

2020年に入って以降、Jio Platformsは外部資本の調達を活発化。ここに参加する投資家がそうそうたるメンバーなのです。

目立つ名前だけでも、FacebookにGoogle、KKRやシルバーレイク、サウジアラビアの政府系ファンドまで。4月末から3ヶ月弱の間に、200億ドル(約2兆円)という非常に大きな金額が集まりました。

そもそも、インターネット産業において最大の競合であるはずのFacebookとGoogleが呉越同舟していると言うこと自体、非常に珍しいこと。

二つの巨大テクノロジー企業も手を伸ばした「Jio Platforms」とは一体何者なのか。爆発的な成長プロセスと今後の展望について、整理したいと思います。

巨大財閥の「兄弟喧嘩」から誕生

Jio Platformsについて理解する上でまず知っておきたいのが、設立母体となった巨大財閥、リライアンス・グループについて。

リライアンス・グループの創業者であるディルバイ・アンバニ氏は1932年生まれ。貧しい生まれながら、一代で巨大財閥を築き上げた伝説の事業家です。

そのディルバイ・アンバニ氏は2002年に死去。そこで起こったのが、長男・ムケシュと弟・アニルによる相続争いです。

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