高3でブラジル版Stripeを創業!『Brex』の創業ストーリー(後編)

高3でブラジル版Stripeを創業!『Brex』の創業ストーリー(後編)

Brex

(前回の続き)

Twitter社で出会ったヘンリックとペドロは、Fintech領域で起業することになります。彼らはその後、どのようなサクセスストーリーを歩んでいったのでしょうか。

ブラジル版『Stripe』を目指して創業・売却

ヘンリックとペドロは、ブラジルでFintech企業『Pagar.me』を創業。このPagar.meはブラジル版『Stripe』を目指して作られました。

不安の中スタートしたPagar.meですが、創業して3,000万円の資金調達を実施。たった数年で従業員は100人規模に成長し、その後2016年時点で取引総額は15億ドルを超えるまでに成長しています。

そして彼らが共同創業したPagar.meは、最終的にブラジルの大手クレジットカード会社『StoneCo』に数千万ドルで売却。ちなみに売却先のStoneCoは2018年10月にナスダック市場に上場し、現在の時価総額は91.57億ドルになっています。

2人で共同創業したPagar.meを売却後、2016年に2人はスタンフォード大学に進学することになります。

ちなみにスタンフォードに行くことを決めたのは、ヘンリックがアメリカのテレビドラマ『チャック』にハマって、スタンフォード大学に憧れを抱いていたが大きく影響しています。一方の相方ペドロは、スタンフォード大学進学にあんまり乗り気でなかったらしいのですが、ヘンリックからの熱烈な誘いにより、一緒に進学することを決意したのでした。

2人ともブラジルで天才プログラマーとして有名、かつ事業売却の経験もあったことから無事スタンフォード大学に入学。こうしてブラジルからシリコンバレーに拠点を移すことになったのです。

スタンフォード大学・Yコンビネーターに入学

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