おはようございます!
イギリスのEU離脱は、いよいよ不透明になってきました。ジョンソン英首相は10月末の離脱を目指すとしていますが、議会は「交渉延長」を要求してくるばかり。
残り2週間足らずでの実現はさすがに厳しそう。ジョンソン政権は与党が下院で過半数を下回っており、議会進行の主導権を失う可能性すらあります。
それでは、注目ニュース5本を図解していきます!
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は月曜日に新内閣を発表。その前に、彼は「2045年までにインドネシアを7兆ドル経済にする」というビジョンについて話しています。
インドネシアは世界で4番目に人口の多い国であり、若年層が多い。東南アジアでも期待の経済圏として注目されています。
ジョコウィ大統領は2024年まで10年の任期を務める予定。プロフェッショナル中心に内閣を入れ替えることで、世界経済が減速する中でも、投資と成長を加速しようとしています。
さらに大統領は、投資や雇用を妨げるものがないか、あらゆる法律をチェックするよう政策立案者たちに命令。「(繁栄は)決して自動的に出来上がるものではないし、簡単なものでもない」大統領はスピーチでこう発言しました。
IMFによると、2019年のインドネシア経済成長率は5%まで減速する見通し。
ジョコウィ政権による積極的な構造改革は、民衆からの反発も買っています。それでも、改革を成し遂げるために野党とも連携。大統領選を争ったプラボウォ・スビアント氏とも和解。「大連立」を組むと目されています。
インドネシアの2017年のGDPは1兆ドル。これが実現すれば、30年弱で7倍という成長が見られることになります。
参考:Jokowi Targets $7 Trillion Indonesia Economy With New Cabinet
中国はこれまで、東南アジア諸国へかなり積極的な資金提供を行ってきました。