メディアドゥから北の達人、TKPまで!注目決算を3社サクッと図解

今回は、特に気になった企業の決算を3社まとめてチェックしてみたいと思います。

対象とするのは、電子書籍の流通を扱う「メディアドゥHD」、オリジナル商品の通販で成長を続ける「北の達人」、シェア会議室「TKP」の3社です。

メディアドゥHD:市場好調で増収増益

メディアドゥHDは、売上高318億円で+37%の増収、営業利益は9.2億円で+73億円の増益となりました(2Q累計)。

このうち大部分を占めるのが、「電子書籍流通事業」。売上312億円、営業利益8.9億円をあげています。

好調の理由は、「電子書籍」市場全体が堅調に推移していること。「LINEマンガ」「Amazon Kindle」などへのディストリビューションを引き続き行い、需要拡大とともに事業が成長しています。

メディアドゥは、2017年3月に(株)出版デジタル機構を子会社化。その後、持株会社制に移行し、両社のシステム統合を含めた体制変更の第2フェーズに突入しています。

第2フェーズが終了したら、2020年6月から組織ごと統合する第3フェーズに入る計画で、その時には再びホールディングスではなく「メディアドゥ」に戻る予定です。

現在は、ブロックチェーンを活用した新たなプラットフォームを開発中で、3Qに完了予定。コンテンツ領域にも「二次流通市場」が生まれるとして、電子書籍市場全体が予想以上に拡大していくという展望を描いています。

参考:株式会社メディアドゥホールディングス 2020年2月期 第2四半期決算説明会

北の達人:「刺す化粧品」で営業利益が上振れ

健康食品などのネット通販を手がける「北の達人コーポレーション」も、売上28%成長と急拡大を続けています。

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