ソフトバンクグループがWeWorkの経営権を握る?注目経済ニュース5本を図解
おはようございます!今朝も注目経済ニュース5本を選んで、図解します。
ソフトバンクグループのWeWorkへの評価はガチもんですね。どれだけトラブルに見舞われようが、長期的には必ず成功すると踏んでいるのかもしれません。
新規上場が延期になったWeWork(We社)は、2020年までを乗り切るのに少なくとも30億ドルの資金調達を必要としているそうです。
We社側は、資金を「負債」で調達するためにJPモルガンチェースに相談、およそ60の投資家が実際に秘密保持契約を結んで、We社への融資を検討しています。
そして、もう一つの選択肢して存在しているのが「ソフトバンクグループ」からの出資。ソフトバンクグループは既にWe社の3分の1ほどのシェアを握っています。
さらにソフトバンクグループは、負債と株式を織り交ぜて数十億ドルの支援を検討しているというのです。
実際、今後もWe社の未来を信じるのであれば、今回の窮地はチャンスとも言えます。2019年の頭に出資した時には470億ドルにのぼった評価額は、今回の救済ラウンドでは100億ドル以下になる見込みが高いとされます。
もしかすると、ソフトバンクGがWe社を完全に掌握する場面も見られるかもしれません。CEOを降ろされた創業者のアダム・ニューマン氏ですが、今でも議決権の過半を握っており、実現すれば大きな転換になります。
参考:SoftBank Seeking to Take Control of WeWork Through Financing Package