3,000人のリストラを発表!業績好調も問題山積み「セブン&アイHD」決算まとめ

「7pay」やフランチャイズ店舗の24時間営業問題などで世間を騒がせた、セブン&アイHDの決算が発表されました。

あれほどの問題があったにも関わらず、減収増益。営業収益は303億円減ったものの、営業利益は55億円も拡大。

営業収益で最も大きいのは「海外コンビニ事業」で、半年で1.4兆円近くの収益をあげています。しかし、この内9,963億円は「ガソリン」による売上。アメリカのセブンイレブンはガソリン売上が最大なんですね。

営業利益では「国内コンビニ事業」が1,334億円と、海外コンビニ事業の407億円の3倍の利益を稼いでいます。

それ以外の事業を見てみると、9230億円の売上をほこるスーパーストア(上のGMS)事業は、利益にして70億円にとどまっています。

271億円の営業利益を稼いでいるのは金融事業で、おもにセブン銀行におけるATM手数料。しかし、直近では減収減益になっていますね。

百貨店は2833億円の売上がありますが、6億円の営業赤字。専門店事業は売上1,717億円に対して営業利益40億円超と、周辺事業の中では比較的稼いでいます。

国内セブンイレブン、既存店売上が減少

続いて、「7pay」や加盟店の「24時間営業」などの問題が取りざたされている国内コンビニ事業を詳しく見てみます。

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