中国インシュアテック「Huize」が新規上場:インフルエンサー活用で急成長

中国インシュアテック「Huize」が新規上場:インフルエンサー活用で急成長

中国のインシュアテック企業「Huize」(ティッカーシンボル:HUIZ)がNASDAQへ上場申請書類を提出しました(上場する市場は未定)。

創業者のCunjun Ma氏は中国平安保険の損保部門で約10年間のキャリアを積んだあと、「華安保険」を経て2006年に深センでHuizeを創業。保険商品をWeb上で仲介する「オンラインブローカー」として急成長を遂げています。

2016年にシリーズBでCDF Capitalなどから1,500万ドルの資金調達を実施。年間1,000万件以上もの保険契約を仲介する巨大プラットフォームに成長しました。

売上は倍々ゲームで増加しており、2018年は5億元(75億円)を突破して黒字化も達成しました。2019年は上半期時点で前年に匹敵するほど急速に業績を拡大しています。

フィンテック領域においてもアリババやテンセントの支配が加速する中、Huizeは独立系サービスとしてどのようにユーザーを獲得しているのでしょうか。Form F-1から全体像を探っていきます。

「Huize.com」を通じた保険加入者数は年間1,300万人以上

Huizeのメインサービスは自社サイト「Huize.com」の運営です。

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