意外と短い「GDP」の歴史:時代に合わなくなってきている?(前編)
「GDP」。社会人なら誰もが知っている経済指標です。Googleで検索してみると、次のように書いてあります。
GDPとは「国内総生産」であり、国内で生み出された「付加価値」の合計である。
一般的にはこのように理解されることが多いと思いますが、「付加価値」って一体何なのでしょうか。
GDPは経済指標ですから、計算するための定義があり、集めたデータをもとに成り立っています。
当たり前のように使われている「GDP」という指標。
実は、1940年代にその原型が生み出されたばかりだということをご存知でしょうか。
今回のエントリでは、意外にも歴史の浅い「GDP」が、どのような経緯で生み出されることになったのか、背景や歴史、その限界についてまとめてみたいと思います。