ワープロ『一太郎』依存からの脱却!「ジャストシステム」売上6年で2倍の原動力とは
ワープロソフト『一太郎』の名を耳にしたことがある方も多いのではないのでしょうか。
1979年に徳島県で創業した「ジャストシステム」は、日本語処理システム『KTIS』を開発。そして、1985年に『一太郎』の発売を開始しました。1991年にシリーズ出荷累計100万本、1997年には1,000万本を突破し、株式公開も果たして上場企業に。2015年に発売30周年を迎えました。
しかし現在、PCで文書作成といって思い浮かぶのは別のサービスかもしれません。
『Microsoft Word』の登場、そして『Googleドキュメント』の普及で、『一太郎』はすっかり影を潜めてしまったような印象を受けます。
そんなジャストシステムの業績はどのように推移しているのでしょうか?
2012年にかけて停滞していた業績は現在、右肩上がりに拡大中。19/3期の売上は286億円と、ここ6年で2倍に拡大しています。
日本の老舗ソフトウェア企業は一体どのようにして変革を遂げたのでしょうか?
ジャストシステムの原点は日本語処理の研究開発力にあります。