総合取引所が2020年度に実現へ 今朝のニュース10選
今朝チェックしておきたい注目ニュース10本をコンパクトにお届けします。
日本取引所グループ(JPX)が、東京商取引所(東商取)を約50億円で買収し、2020年度に「総合取引所」が実現する見通しだと日本経済新聞が報じました。
原油や金、穀物などの商品先物を手掛ける東証取が20年度上期をメドに、原油と石油製品を除く商品先物をJPX傘下の大阪取引所に移し、正式に総合取引所を発足させます。
総合取引所とは証券と商品先物を一体で取り扱う形態の取引所で、使い勝手が良く魅力的なため、海外では主流になっています。
総合取引所の実現に向けて最大のハードルだったTOB価格で合意したことで、JPXと東商取は今後、統合後の売買活性化や商品戦略を詰めていくと述べられています。