Google、Uber元CEOも投資!?アメリカのクラウドキッチン
『デリバリー市場 × 中食市場で期待されるクラウドキッチンって一体何?』の続き
前回はクラウドキッチンが一体なぜいま注目されているのかについてまとめてきました。
日本でも注目され始めているクラウドキッチンですが、実はアメリカや中国の方のほうがより進んでいる印象があります。
今回はそんなアメリカのクラウドキッチン市場をまとめていきたいと思います。
アメリカの不動産に特化したVC:Fifth Wall Venturesによると、アメリカで"食"のカテゴリーは最も大きい市場として存在してるものの、いまだにインターネットが浸透しておらず手付かずのままとのこと。
2010年にGrubhubを筆頭としたフードデリバリーサービスが台頭。最近ではDoorDash、Postmates、Caviar、Uber Eatsなど新しいオンラインフードデリバリーサービスがどんどん台頭しています。
アメリカのフード市場の市場規模は8,000億ドルと莫大な規模を誇ります。
そのうちフードデリバリーの市場規模は400億ドル、オンラインフードデリバリーの市場規模は200億ドルほどとなっており、今後も引き続き成長していくと考えられています。
それではアメリカで実際に展開されているクラウドキッチンを見ていきたいと思います。
Fifth Wall Venturesは、アメリカのクラウドキッチンを大きく2つの種類に分けています。