まだまだ伸びる中国IT!『China Internet Report』徹底解剖
メアリー・ミーカー氏による「インターネット・トレンド」についでSouth China Morning Postが2019年版の中国インタネットレポートを発表しました。
今回このレポートでは、中国国内のインターネットトレンドからインターネットユーザー数、Eコマース、シェアリングエコノミー、コンテンツ&メディア、スマホ、Eスポーツまで幅広くカバーされています。
スライドが100枚を超えてるため、今回はポイントだけ絞ってまとめていきたいと思います。
まずは中国全体のインターネット人口から。
アメリカのインターネット人口3.29億人に対して、中国のインターネット人口は8.29億人。中国のインターネット人口がアメリカの人口の3倍ほどいることになります。
そして驚きなのが中国のインターネット普及率はまだ60%ほど。アメリカの普及率が89%と考えると、中国インターネット市場のポテンシャルは計り知れません。。
2018年、中国テック企業の年間IPOは56件と過去最大の数となり、2018年のビッグIPOは『シャオミ』や『China Tower(中国鉄塔)』でした。
2019年6月10日時点で、シャオミの時価総額は350億ドル、中国鉄塔の時価総額は470億ドルとなっています。
2019年にはTikTokなどを傘下に持つ『ByteDance』やTikTokの競合である『Kuaishou(快手)』がIPOする見込みとなっています。