ミラーレスで高シェア!金額シェア1位の「ソニー」
カメラ業界第6弾となる今回は、言わずと知れた大企業「ソニー」(証券コード : 6758)を扱います。ソニーはカメラ業界の中でも、特定の分野で強い企業なんです。
ソニーはキヤノン・ニコンに続く3位のシェア。デジカメ市場のおよそ1/5を握っています。
その市場について見てみると、デジカメ市場は縮小傾向にあります。
「カメラ映像機器工業会」の統計によれば、2007年に11,976万台あった出荷台数は2018年に1,942万台にまで減少。レンズ一体型に限れば、出荷台数はピーク時の8%程度となっています。
ところがミラーレス市場に関しては、全く違う傾向が見られます。
ミラーレスなどのノンフレックスカメラの国内出荷総額は2,724億円と、6年前に比べて2.2倍に成長。デジカメ市場全体では縮小傾向にありますが、ミラーレスに限れば市場は成長しているといえます。
そんなミラーレス市場で活躍するのがソニーです。
ソニーはミラーレス市場における販売額シェアで1位を誇ります。
2大メーカーを追って市場に参入し、デジタルカメラ市場では3位のソニーが、なぜミラーレスカメラで成功を収めることができたのでしょうか?
ミラーレスでの成功の理由を知るためには、その開発ストーリーを知る必要があります。
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・開発ストーリー 〜成功のヒントはアメリカにあった〜
・2大カメラメーカー「キヤノン」「ニコン」にはできなくて、「ソニー」だけができた「〇〇」
・販売台数は〇〇も、売上は〇〇
・1番高いミラーレス製品は〇〇万円
・イメージング事業は全体の売上の〇〇%、営業利益の〇〇%を占める